企業最前線インタビューの取材協力

平成30年1月発行の高齢者向け会員情報誌の「企業最前線」に取材協力させて頂いた際の記事をご紹介致します。

企業最前線 第11回

株式会社インプルーブ
不動産の売買や管理、コンサルティング等で活躍する株式会社インプルーブが、いまご高齢者向けのワンストップサービスに力を入れているといいます。
その内容や狙いを代表取締役・加藤義学氏にうかがいました。

ご高齢者向けのサービスというお話ですが、具体的にはどのような事を行われているのですか?

ご自宅を処分して老人ホームに入居されようというお客様がおられたとします。そんな方にはまず「自宅は売るべきか貸すべきか」といううなやみがつきまといます。さらに売るにしても貸すにしても「事前にリフォームすべきか」「貴金属などの資産は処分すべきか」「認知症の発症に備えて成年後見の契約をすべきか」「相続にどう備えるべきか」等のお悩みも発生します。

それぞれの業務には専門家がいて、最終的にはその力を借りる事になるのですが、ますはご相談や手配の窓口を私共に集約し、一本化して差し上げようというのが私共のサービスです。

煩雑な手続きというのはご高齢者には心身ともに負担が大きいですから、その低減になりますね。

はい。ご自分であれこれ動かれるよりも、私共におまかせいただいた方が処理は早くスムーズに進むと思います。無駄なストレスを感じず老人ホームにご入居されれば、新生活も楽しく始められるのではないでしょうか。

他にもご自宅以外の不動産の処分も承ります。ご自宅を手放さずひとまず空家にしておく、というお客様には巡回管理や近隣との調整等も行います。たとえば庭木の手入れや郵便物の仕分けなど、小さい事ですがとても喜ばれています。

お受けになる分野がとても広いように感じます。仕事のパートナーも多いのでそうね。

弁護士、税理士、司法書士、不動産鑑定士など「士業」と呼ばれる専門的事業所だけでも全国100社以上と提携しています。他にも引越し業者や廃棄物処理業者、貴金属買取業者、リフォーム業者など数え上げればきりがありません。

全国にパートナーがいらっしゃるのですか。

はい。私共は東京の会社ですが、実際に北海道から沖縄まで、全国の不動産を手がけています。お客様が遠隔地に別荘等を持っていたり、首都圏や海外に住むご家族が地元の親御様を老人ホームへというケースは少なくありませんから。

地方、特に過疎地の自宅や別荘は売りにくいいと思われるかもしれませんが、田舎暮らしを始めたい、古民家をリノベーションして活用したいという潜在ニーズは意外とあるもので、そういう人々とのネットワークも築き上げています。もちろん地方住まいのお客様の元へも、私共がご納得いただける資料を持参してうかがいます。小さな会社ではありますが、それゆえのフットワークの良さ、ネットワークの広さ強さには絶対の自信があります。

他に何かユニークな事例やご提案はありますか。

「セール&リースバック」という制度があります。これはご自宅を私共にお売りいただき、所有権こそ変わりますが、その後も家賃をお支払いただく事で住み続けられるという制度です。まとまった売却代金がお手元に入りますので、それを入居一時金など老人ホームご入居の準備にあてていただけます。同居のご家族がいる場合でも、そのままご自宅を使っていただけます。

売る、貸す、持ち続ける、セール&リースバックなど、それぞれに適・不適があります。最終的にはどれを選ぶかは十分にご相談した上で、お客様のお思いが最大限活かされるよう決めていきたいと考えています。

そもそも、なぜこのようなサービスを始めようと思われたのですか。

お客様の悩みをお聞きしているうちに自然と手がけるようになっていた、というのが正直なところです。ご高齢の方だったり、そのご家族だったり、不動産とそれにまつわる諸々の悩みを抱いている方は多いようです。

「誰に何を相談していいの?」と思ったらまずは私共へご相談ください。不動産の無料査定も行っていますし、セカンドオピニオンとしてのご利用も歓迎です。「早く、確実に、安心できる」サービスをご提案してまいります。最後にお客様の笑顔を拝見する事ができれば、私共にはそれが一番の喜びです。

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